フコイダンの基礎知識
フコイダンの種類
フコイダンにはいくつかの種類があります。硫酸化フコースが主体となった「F-フコース」や硫酸フコース以外に乳糖の構成成分であるガラクトースを含む「G-フコイダン」、硫酸化フコース以外にガラクトースを含んでいるものやコンブの根や葉、茎に含まれる「L-フコイダン」、硫酸化フコース以外にガラクトース、キシロース、マンノース、グルコースなどの糖類を含み、その他にウロン酸を多く含むGA-フコイダンなどがあります。
「F-フコイダン」にはHGFという肝臓の細胞を増殖させる因子の生産を助ける働きがあることが解って来ました。「G-フコイダン」はフコースとガラクトースでなる大きな多糖類のフコイダンのことを言います。
「L-フコイダン」は、単糖類のフコースにアルギン酸、グルロン酸、セルロースを含むフコイダンのことです。アルギン酸は昆布に含まれる食物繊維の一つで、数々の実験によってアルギン酸にも様々な生理作用があることが確認されています。現在においてもその研究はまだ進められています。
グルロン酸は果物や野菜などに多く含まれ、セルロースも不溶性の植物繊維の成分のひとつになります。GA-フコイダンはL-フコイダンと同じく単糖類のフコースにアルギン酸、グルロン酸、セルロースが含まれたフコイダンですが、L-フコイダンとは違う構造を持ちます。GA-フコイダンは昆布のガニアシ(仮根)にだけ存在するフコイダンです。
ガニアシには、昆布の約1.8倍のミネラルが含まれており、多糖類や食物繊維は昆布の約1.9倍と言われています。