フコイダンの効果

血圧上昇抑制作用

フコイダンを含む海草類には、血圧の上昇を抑える効果があることが一般的にも広く知られるようになりました。血圧が上昇した状態は自覚症状を伴わないため、自分ではなかなか気付きにくく、放置に繋がることもあります。

こうした高血圧の状態を長期間放っておくと、血管壁に負担がかかり過ぎて心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳卒中などの重い病気の発症率が大幅に高くなります。この高血圧の原因とされるもののひとつにナトリウムがあります。ナトリウムは毎日の食事などから主に食塩として摂取されるものですが、人間の体内ではナトリウムとカリウムがミネラルバランスを保っています。

ナトリウムは細胞の外側に多く存在し、逆にカリウムは細胞の中に多く存在します。このナトリウムとカリウムがそれぞれ一定のバランスを保つことによって細胞の浸透圧を維持し、水分を保持します。それが塩分を摂り過ぎることでナトリウムが増え過ぎてバランスを崩してしまい、血圧の上昇を招く原因となるのです。

身体はナトリウムの濃度を下げるために体内の水分量を増やします。こうしてナトリウムとカリウムのバランスを保とうとするのです。その結果、体内の血液の量が増えて血圧が上昇してしまうのです。また、ナトリウムは交感神経にも影響を与えて末梢血管の収縮を引き起こす働きも持ちます。血圧上昇はこれらの相乗効果によってもたらされます。

このような血圧の上昇を抑えるためには余分なナトリウムを排出しなければなりません。フコイダンには腸内でナトリウムを包み込んで便と共に排出するという働きがあり、これによって血圧の上昇を抑えられると言われています。